大掃除の意義

大掃除が神様への身だしなみという概念が、意義として残っているわけです。これに関しては、今も昔も変わらない価値観かと思います。それは、大掃除というのは単に自分たちの住居をきれいにするという概念だけでなく、神様をお迎えするという大事な意味合いを持っていたからです。また、普段は掃除をしない場所を掃除する良いきっかけ、モチベーションにもなります。

今でこそ、そういった儀式的な風習は影を潜めていますが、一部地域であったり、宗教であったり、あるいは風水的なものであったりを起因とし、その昔の考えを保っている家は多数あります。昔は大掃除=神聖な儀式でした。今ではちょっと考えられない価値観ですよね。大掃除の意義は、やはり清潔な家で新年を迎えたい、というのが一番ではないでしょうか。

新年の安泰、特に五穀豊穣を神様に願い、農作物がよく取れるように神様に祈る為に、家中にある煤を払い、場を清めるというのが、大掃除の起源の「煤払い」の意義だったのです。そのため、大掃除に使用される掃除道具は神聖な物として扱われていたそうです。家の中が汚れたままで新しい年を迎えるというのは、几帳面な性格でなくても落ち着かないものです。

今と昔の大掃除の意義の違いは、儀式的か否かという点に尽きるでしょう。そういう意味では、大掃除の意義は細部への掃除に対してのモチベーションといえるかもしれません。こういった機会がなければ、冷蔵庫や掃除機の裏、タンスの上部、天井、陳列物の下の埃などに対して掃除を行うということはなかなかないでしょう。

posted by 片付け at 17:35 | 大掃除