大掃除のヒストリー

大掃除が行われるというのは、どの世帯にもある風習であり、日本におけるひとつの伝統行事に近い意味合いのあるものといえるのです。
では、そういった大掃除をリアルに一般世帯がいつも行うものとして認知されるようになったのは、いつごろからなのでしょうか。

大掃除の起源となったのは、「煤(すす)払い」と呼ばれる日本古来の年中行事だとつぶやかれているのです。
これも、意味としては大掃除とまったく同じでした。
そうでなくても、シーズンとしては少し違い、12月13日に行う事が通例だったようなのですね。
これにはわけがあり、徒弟奉公などによって里を離れている人々が、新年に間に合うように里帰りの時間を考慮しての事とつぶやかれているのです。
その頃は一般人の移動ステップは徒歩だった為、こういった配慮が必要だったのです。
これが、徐々に交通機関が発達し、里帰りが数日、あるいは数時間でできる時代になってきたことで、大掃除は年末28日前後に行うということで固まったのでしょう。

大掃除の起源である煤払いはちかごろでも寺社仏閣などの一部のエリアでは行われています。
やる事は大掃除なのとは言っても呼び方として「煤払い」を用いているようなのですね。

江戸時代ごろの煤払いは、商家においてとりわけ売り物的なものとなっていたようで、煤払いが終わると見境なく胴上げを行っていたそうです。
一種のお祭りのようなムードがあったのかもしれません。

ちかごろの大掃除に通じる風習として、クリーニングを行わない老人、子供、あるいは病人に関しては、クリーニングの邪魔にならないように外出するかクリーニングを行わない部屋に退避していたそうです。
埃を吸い込まない為の配慮もあったでしょう。
これはちかごろにおける大掃除でも同じですね。
posted by 片付け at 21:15 | 大掃除